■孤食の形態
孤食の形態は、子供が1人で食べる食事や子供だけで食事をとることなども孤食と呼びます。
さらに、家族で、一緒に食べ始めて、先に食べ終わってしまった大人が、
食事以外のことを始め、子供だけが残って食事をすることも孤食と呼べます。
同じ室内であったとしても、ずっと食卓にいるのといないのとでは、やはり違うのです。
そして、食事内容が1人だけ違うことも孤食と言われることがあります。
同じ食事を食べているのではなく、1人1人が別の食事をする。
食堂などでは、それは当たり前かもしれませんが、家族なのに、自宅にいるのに、同じ食事をしないということは、
やはり孤食といえるのかもしれません。
最近では、食事を自室に持ち込んで食べる子供も増えています。T
Vを見たい。パソコンをしたい。勉強をしている。
など、理由はさまざまですが、同じ時間に家族が揃って食事をすることができるのならば、
食卓で食事をさせるということも大切ではないでしょうか?
でも、実際は、父親不在で食事をする家族も多い。帰宅する時間まで待っているわけにはいかず、先に食べてしまう。
結果、父親が孤食になる。家族である3人に1人は、孤食になっているのが現状なのです。
■孤食の影響とは?
孤食の影響は、好きなものしか食べないので、栄養のバランスが悪い。
孤食すると誰も見ていないということから、嫌いなものを残し、好きなものしか食べない。
さらに、ほとんどの子どもの食事というのが、市販されているコンビニのお弁当だったり、
インスタントの食事だったり、子ども自身が調理できる簡単なものを与えられていることが多いのです。
他には、食事ではなく、ファーストフードやお菓子のみで食事を済ませてしまうなど。
その結果、孤食は主菜・副菜がそろいにくく、栄養バランスが悪いので、肥満になったり、栄養の偏りが見られるのです。
さらに、成長した時に「会食不能症」になる可能性があります。
会食不能症とは、家族や一人、他人の中でも食事、外食ができるのに、同じ学校や職場の人や恋人など、
ある程度知っている人との食事ができないという食行動異常のことで、対人恐怖症の一種です。
そのような状態になる前に、孤食ではなくするように心がけていくのが大切です。
■孤食を改善するには?
孤食を改善するには、何をしたらよいのでしょうか?
ほとんど、家族揃って食事をしたことがないというのであれば、
まず、週に1度でも家族揃っての食事をする日を作ることが大切です。
できるかぎり孤食をする日をなくすことからはじめます。
1人ではなく2人。2人ではなく3人と、常に誰かと一緒に食事をする。
同じ食事をして、おいしいと共感できる方がいることが大切なのです。
他に、孤食の改善策としては、一緒に食事を作る。
普段は一緒に作ることができないことが多いかもしれないけれど、休日などに、食事の作り方を教えたりする。
そのコミニケーションもまた、食事を楽しくするためのひとつです。
なぜか、一緒に食事の支度をしていると会話が弾んでしまうことがあります。
反抗期でも、なぜか、いろいろと会話をしてしまう力があります。
孤食を改善するためには、食事をすること、そして、食事を作ることを楽しいと思わせることが大切です。
ちなみに、一緒に食事をしなければならない状況にするというのもひとつのアイデアですね。
鍋や鉄板焼き、お好み焼き、たこ焼きなど、目の前で作る。
それこそ、一人ではできない食事のスタイルといってもいいでしょう。
家族が協力して、いろいろなアイデアを出し、この日だけは、一緒に食事をしようという心がけをしていきましょう。
■孤食を見直そう
現代の子供達に、食事風景の絵を描いてください。というと、自分1人だけで食べている絵が描かれています。
その絵を見てもらってもわかるように、現代の子供達は孤食であることが普通なのです。
さらに、3食のうち1食は孤食であり、朝食を食べている子供の数が非常に少ないのです。
食事をしながら、今日あった出来事を聞き、子供達の考えていることを聞いてあげてください。
もっともっと、子供と話をしてください。子供とコミニケーションをとるのは、親として当然のことなのです。
子供の今考えていることを知っているのが親なのです。孤食をさせるからこそ、子供の気持ちがわからないのです。
子供のこと、知っていること作文にしてください。
書けますか?子供のこと、あなたは、しっかりわかっていますか?
孤食、そして食育は、密接に関係しているのです。
これから将来を担っていく子供達に、あなたは、何をしていかなければならないのでしょう?
孤食という言葉をなくしましょう。家族団欒という言葉が当たり前の時代になるよう願いたいですね。
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